令和2年第1回定例会 三日目 一般質問

この五年間複数回取り上げてきた、「環境上不良な状態の住居」(ゴミ屋敷)について、改めて質問を行いました。下記は抜粋ですが、実際の質問では、具体的な区内の事例を列挙して対応を求めました。

区内ごみ屋敷問題ついて

問「環境上不良な状態の住居」が周辺環境に脅威を与えるという観点から、把握する必要があると考えるが、考えを伺う。

答 平成28年の調査において区が確認している廃棄物の管理が不適切な家屋は、8件であった。区としては、これらの住居の居住者に対し、継続的な訪問や助言、文書により生活用品などの適切な整理と管理について、強く指導してきた。その結果、現在までに廃棄物の撤去に至ったケースが3件ある。現在、区民や特別出張所からの報告で、新たに3件の環境上不良な状態の住居を確認している。引き続き関係部局と調整の上、環境上不良な状態の住居の把握に努めるとともに、改善に向けた相談や指導を継続していく。

問 福祉的支援の優先に関しても、期間を定めて対応すべきである。「代執行を除き改善が望めず、放置することが著しく公益に反する」状況を明確にし、区内の「環境上不良な状態の住居」の解消に向けて、なお一層対応すべきであると考えるが、考えを伺う。

答 区としては、居住者が抱える生活上の課題の福祉的支援を通じた根本的な解決に向けて、居住者との話し合いはもちろん、必要に応じ指導も積極的に行うとともに、近隣住民の方にも理解と協力が得られるよう取り組んでいく。更に、居住者が地域との関係性を構築できず、近隣とトラブルとなることで一層孤立を深めることがないよう、関係部局や地域の方との連携を図り、環境上不良な状態の住居の解決に取り組んでいく。

この記事を書いた人

松原 元 ( まつばら はじめ )

大田区議会議員 令和大田区議団所属 松原 元 ( まつばら はじめ )

大田区生まれ、大田区育ち。
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